「訪問看護って、実際どうなの?」
お疲れ様です。「看護師やめたい.jp」管理人のサイトウです。
病院のスピード感や、複雑な人間関係に疲れて、「もっと患者さんとじっくり向き合える仕事がしたい…」と考えたとき、選択肢の一つとして挙がるのが「訪問看護」ではないでしょうか。
しかし、同時にこんな不安も聞こえてきます。
「一人で判断するのが怖そう…」
「オンコールが頻繁にあって、結局きついんじゃないの?」
「給料は、病棟と比べてどうなの?」
今回は、そんな訪問看護の世界について、その仕事内容と給料のリアル、そして「きつい」と言われる部分の真相を、客観的な視点から徹底的に解説していきます。
訪問看護師の仕事内容|「病院の看護」とは全くの別物
訪問看護師の仕事は、患者さんのお宅に伺い、療養生活をサポートすることです。しかし、それは単なる「お世話」ではありません。
【主な業務内容】
- 健康状態の観察:バイタルサインのチェック、病状のモニタリング
- 医療処置:点滴、インスリン注射、褥瘡のケア、バルーンカテーテルの管理など
- 家族への支援:介護方法の指導、精神的なサポート、関係機関との連携
- ターミナルケア:在宅での看取りのサポート
病院と最も違うのは、その場で頼れる医師や先輩がいないことです。基本的な判断はすべて一人で行う必要があり、幅広い知識と高度なアセスメント能力、そして何よりコミュニケーション能力が求められます。
給料は高い?安い?年収のリアルと比較
訪問看護師の給料は、事業所の規模や地域、オンコールの有無によって大きく変わりますが、一般的には病棟看護師と同等か、それ以上のケースが多いです。
▼ 年収モデル比較
- 訪問看護師(オンコールあり): 年収 450万 〜 600万円
- 病棟看護師(夜勤あり): 年収 450万 〜 550万円
夜勤がないにも関わらず、給料が高い理由は「オンコール手当」や「緊急訪問手当」が付くからです。また、これからの高齢化社会で需要がますます高まる分野であるため、優秀な人材を確保しようと、好条件を提示する事業所が増えているのです。
「オンコールがきつい」は本当?事業所による差が大きい
訪問看護への転職をためらう最大の理由が「オンコール」でしょう。24時間対応のステーションでは、夜間や休日に電話が鳴り、緊急訪問が必要になることもあります。
しかし、その頻度や負担は、事業所の体制によって天と地ほどの差があります。
- きつい事業所:スタッフが少なく、一人で何日もオンコール当番が続く。
- 楽な事業所:スタッフが多く、オンコール当番は月に数回程度。さらに、ファーストコールは管理者が受けるなど、負担を軽減する工夫がある。
つまり、「きつい」かどうかは、職場選びの時点で9割決まるのです。「オンコールなし」や「日勤のみ」の求人も存在します。
後悔しない事業所の選び方|見るべきは「教育体制」
訪問看護で失敗しないためには、給料や場所だけでなく、以下の点を必ずチェックする必要があります。
- 教育・研修体制:未経験者に対して、十分な同行訪問や研修を行ってくれるか。
- スタッフの人数と雰囲気:困った時に相談できる先輩がいるか。
- オンコールの実態:当番の頻度、実際のコール数、緊急訪問の件数。
しかし、こうした内部情報は、求人票を見ただけでは絶対に分かりません。だからこそ、転職エージェントを頼るのです。
「レバウェル看護」のような大手サイトは、地域の訪問看護ステーションの内部事情に精通しています。担当者に「訪問看護は未経験ですが、教育体制がしっかりしていて、オンコールの負担が少ないところはありますか?」と伝えれば、あなたの希望に沿った優良求人だけをピックアップしてくれます。
まとめ:患者さんとじっくり向き合いたいあなたへ
病院の慌ただしさの中で、流れ作業のように看護をこなすことに疑問を感じているなら、訪問看護は非常にやりがいのある仕事です。
一人の患者さん、そしてその家族と深く関わり、その人らしい生活を支える。これこそが、看護の原点かもしれません。夜勤に疲れたら、そんな働き方があることも、ぜひ覚えておいてください。
