「額面」と「手取り」の差に、愕然としていませんか?
お疲れ様です。「看護師やめたい.jp」管理人のサイトウです。
夜勤も残業も頑張って、やっと支給された給料日。給与明細の「総支給額」を見て少し喜んだのも束の間、「差引支給額(手取り)」の数字を見て、ため息をつく…。そんな経験、ありませんか?
「一体、何にこんなに引かれているの?」
「基本給が安すぎるんじゃないの?」
私の看護師の妹も、給与明細を見るたびに「労働に見合っていない」と不満を口にしています。今回は、そんな看護師さんの「給料」のカラクリについて、給与明細の内訳を一つひとつ解説しながら、どうすれば「手取り」を増やせるのか、その具体的な方法をお伝えします。
看護師の給料明細、何が引かれている?「控除」の正体
手取りが少なくなる最大の原因は、「控除」つまり天引きされる金額が大きいからです。主に以下の項目が引かれています。
- 健康保険料:病気や怪我をした時のための保険料です。
- 厚生年金保険料:将来もらう年金のための保険料です。
- 雇用保険料:失業した時などに給付金をもらうための保険料です。
- 所得税:その年の所得に対してかかる国税です。
- 住民税:前年の所得に対してかかる地方税です。(※新卒1年目は引かれません)
特に負担が大きいのが「健康保険料」と「厚生年金保険料」(合わせて社会保険料と呼ばれます)。これらは給料の金額に応じて高くなるため、残業や夜勤を頑張れば頑張るほど、天引きされる額も増えていく、という悲しい仕組みになっています。
あなたの「基本給」、安すぎませんか?
次に見てほしいのが「支給」の項目です。看護師さんの給料は、主に「基本給」と「各種手当」で構成されています。
【主な手当の種類】
- 夜勤手当:1回あたり1万円~1.5万円が相場。手取りを支える大きな柱です。
- 残業手当(時間外手当):サービス残業になっていませんか?本来は全額支給されるべきものです。
- 資格手当:認定看護師などの資格を持っている場合に支給されます。
- 住宅手当、家族手当など
ここで重要なのが「基本給」の額です。なぜなら、ボーナス(賞与)は、この「基本給」をベースに計算されるからです(例:「基本給の4ヶ月分」など)。
もし、あなたの給与明細が「基本給は低いけど、夜勤手当でなんとか見られる額になっている」という構成なら、要注意です。それは、病院側がボーナスの支給額を抑えるための、巧妙な給与体系かもしれません。
手取りを増やすための、3つの現実的なアクション
では、どうすれば手取りを増やせるのか。節約や我慢では限界があります。収入の「入り口」を大きくするしかありません。
アクション1:給与交渉に強いエージェントに相談する
「今の給料、もしかして安いのかな?」と感じたら、まずはプロに相談してみましょう。看護師専門の転職サイトは、全国の病院の給与データを大量に持っています。
「ナースJJ」は、「看護師応援プロジェクト」を通じて職場のリアルな情報を収集しており、給与体系やボーナスの実態にも詳しいです。あなたの経験年数やスキルで、どれくらいの給料がもらえるべきか、客観的なアドバイスをくれます。
アクション2:「基本給」と「ボーナス」が高い病院へ転職する
夜勤手当に頼る給与体系は、体力的にも限界が来ます。目指すべきは、日勤だけでも十分に生活できる「基本給」の高い職場です。
一般的に、大学病院より民間病院、中でも専門性の高い分野(手術室やICU、美容クリニックなど)は基本給やボーナスが高い傾向にあります。「レバウェル看護」なら、こうした好条件の非公開求人を多数保有しています。担当者に「基本給が高くて、ボーナスが4ヶ月以上のところ」と具体的に伝えれば、条件に合う求人を探してくれます。
アクション3:「派遣」で時給を最大化する
手っ取り早く手取りを増やしたいなら、「派遣」という働き方も有効です。ボーナスや退職金がない代わりに、時給が2,000円~2,500円と非常に高く設定されています。「今はとにかく稼ぎたい」という期間を決めて、派遣で集中的に働くのも賢い選択です。
まとめ:給与明細は、あなたの「成績表」です
給与明細は、ただの紙切れではありません。それは、あなたの頑張りに対する、病院からの「評価」そのものです。その評価に納得できないのなら、場所を変えるしかありません。
まずは、ご自身の給与明細をもう一度じっくり見てください。そして、転職サイトで外の世界の「給与相場」を調べてみてください。きっと、あなたが進むべき道が見えてくるはずです。
