整形外科の看護師求人の募集内容とは?給料相場や仕事内容をご紹介!
今回は、整形外科で働きたい看護師に知っておいてもらいたい、求人の募集内容や、注意点について紹介していきます。
整形外科の看護師求人の募集内容
給料
整形外科だからという理由で、他の診療科より給料が多い、少ないことはありません。
また一般的に、個人経営のクリニックや診療所に比べ、規模の大きな総合病院のほうが相場が高い傾向にあります。
勤務時間や休日、残業
多くの病院では日曜日や祝日が休みです。
総合病院内の整形外科では残業もそこそこありますが、他の診療科に比べると重篤な患者さんや急変する患者さんが少ないので、残業は少なめです。
単科のクリニックの場合比較的残業は少ないものの、ケガをした緊急性の高い患者さんが来た場合には、診療時間内に治療が終わらず残業になることもあります。
予約制の整形外科なのか、救急の受け付けがあるのかによっても違います。
福利厚生
小さなクリニックに比べ、総合病院内の整形外科は福利厚生が充実している傾向にあります。
子持ちのママさん看護師も働きやすいよう、託児所が用意されており働いているあいだ子どもを預けられる病院もあります。
整形外科看護師に向いている人の特徴
患者さんとのコミュニケーションが得意
整形外科の年齢層は他の診療科よりも幅広いです。
内科と違い認知障害などが起きている患者さんは少なく、ほとんどが会話がきちんとできるため、コミュニケーションの機会も増えます。
雑談や色んなお話できる看護師なら、患者さんも頼みごとをしたり、他の人には伝えられない悩みを打ち明けたりといった付き合い方ができます。
そのため整形外科では、患者さんとの毎日のコミュニケーションを楽しみたいという看護師が求められています。
テキパキと動ける
整形外科は、入浴や移動のサポート、処置といった直接的なケアが多いため、動き回ることが多いです。
座っている時間が長い仕事より、身体を動かしたい看護師に向いています。
患者さんの不満を受け止められる
整形外科は、基本的には元気な患者さんため、自分で動けないことに強いストレスを感じている人がほとんどです。
手助けを頼まれたときに不満そうな顔をしたり、「さっきも行ったのにまたトイレですか」と言うなど、患者さんの思うようなサポートがないと不満が爆発し、クレームになることも多いです。
看護師も何度も頼まれれば厳しいものですが、何度も頼む患者さんはもっとつらいはずです。
看護師には、患者さんの何気ない訴えや不満をしっかり受け止める力が必要です。
必要なスキルや資格、経験
看護師の国家試験があれば、未経験の看護師でも採用される可能性が高いです。
日本看護協会の認定看護師や専門看護師は、整形外科には必要ありません。
老人看護専門看護師や在宅看護専門看護師、家族看護専門看護師の資格を持っている看護師は、採用時のアピールにつながるでしょう。
整形外科の看護師求人にまつわる疑問
応募方法は?
直接病院に問い合わせるか、公式サイトの採用ページから応募することが一般的です。
さらに看護協会やハローワークを利用するのもいいでしょう。
面接でよく聞かれることは?
面接では、ほとんどの場合志望動機を聞かれます。
できるだけ「どうして他の診療科でなく整形外科がいいのか」が分かるように答えましょう。
「患者さんを元気にしたい」「周術期の患者さんの看護がしたい」というような理由の場合、整形外科でなくて、他の外科でもいいのでは?と判断される可能性があります。
未経験でも応募できる?
もちろん未経験の看護師でも働けますが、整形外科専門の病院の場合、経験者を募集していることもあります。
総合病院内の整形外科のほうが、経験が問われにくい傾向にあります。
総合病院では入院や手術、リハビリ、自宅でのケアなどの流れがつかめるため、経験を積むには総合病院がおすすめです。
病院の雰囲気は?
アクティブな看護師が多い傾向にあります。
看護師同士の連携も必要なため活気がある病棟が多いものの、もちろん病院によっても違うため、実際に職場見学を体験することがおすすめです。
正職員、派遣、アルバイトなどの雇用形態がある?
それぞれの働き方に特徴があるので、ライフスタイルにぴったりな働き方を見つけましょう。
雇用形態ごとの給料の違いは?
正職員は月給制、アルバイトは時給制の場合が一般的です。
正職員は夜勤手当も付くため、収入を重視するなら正職員、プライベートを重視するならアルバイト・パートとして転職するのもいいでしょう。
まとめ
整形外科病棟では、明るいコミュニケーションで、患者さんの回復過程をサポートしてあげることができます。
リハビリにまつわる知識なども身につき、自分のサポートが患者さんのためになっていると実感できるはずです。
将来的に介護施設への転職を目指している人にも、役に立つと思います。
整形外科で働きたいと思う方は、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。