看護師辞めたい。

看護師を辞めたいあなたへの処方箋です。

夜勤の苦痛が原因で看護師を辞めたいときにすべきこと

夜勤の苦痛が原因で看護師を辞めたいときにすべきこと

夜勤は看護師の心身にダメージを与える

看護師に「仕事の中でももっともつらいことは?」と聞いたときに、「夜勤」と答える人は決して少なくありません。二交代制の職場では、夜勤を含むことで長時間勤務が余儀なくされることから、多くの看護師にとってストレスの種になってしまいます。

どんな人も本来は、昼型の生活を送るように身体が作られています。夜勤は、身体の正しいリズムやバランスを狂わせ、体調管理がしづらくなるきっかけになってしまいます。看護師という仕事は忙しく、ただでさえ体力が必要な職種と言えますが、夜勤によってさらに睡眠がとりづらくなったり、身体を休めづらくなったりします。不規則な生活が続くとホルモンバランスも乱れやすくなり、生理不順や精神的なストレス、肌荒れなども招いてしまいます。

夜勤だけでなく、夜勤と日勤が混在しているシフトの場合にはさらに負担が大きくなります。夜勤後、早朝に帰宅し次は日勤で働くようなシフトでは、プライベートを楽しむことも難しいでしょう。人手が足りていない病院の場合には、夜勤を終えた看護師がそのまま日勤するという過酷な働き方を強いられる可能性もあります。こうした働き方では、身体を休めることはできません。

心身に大きな負担がかかると、判断力や集中力が失われがちになります。ミスも起きやすくなり、それによってインシデントを起こした際の責任は全面的に押し付けられることから、モチベーションを失くしやすくなります。

夜勤は日勤よりも仕事量が少なく、夜勤手当などのメリットもありますが、その分心身に負担がかかっていては意味がありません。看護師における夜勤シフトは1ヵ月あたり8回までと定められていますが、人手が足りない職場ではそれ以上働かざるを得ない場合もあります。もちろん夜勤の回数だけでなく、夜勤と日勤の混在のような働き方も大きなストレスにつながります。

夜勤の負担を解消するためには?

夜勤は心身に負担を与えるだけでなく、集中力ややる気の低下、効率ダウンの原因にもなります。トラブルを招かないためには、夜勤のストレスを溜めないようにしましょう。根本的な解決として、やはり夜勤の回数を減らすことが欠かせません。まず、上司や人事担当に夜勤の回数を減らせるか相談しましょう。一定期間でも日勤のみの勤務にしてもらい、生活リズムや心身のバランスを立て直すのもいいかもしれません。

看護師の相談に対し、上司や病院側がきちんと応じてくれるかによって、労働環境の実態や人間関係についても見えてくるはずです。「看護師は誰もが夜勤をしているのに、一人だけ嫌と言うのはおかしい」というような意見が出てくる職場の場合、なるべく早いうちに転職することがおすすめです。夜勤への耐性や体調には個人差があり、無理をしていると私生活にも影響を与えます。身体を壊すことや、退職を余儀なくされることへ理解のない職場では、長く働き続けることも難しいでしょう。

夜勤による強い負担は、休むことや趣味に没頭することだけでは発散しきれません。根本的な問題の解決が求められるため、1人で抱え込まずに看護師全体に共通する問題として相談してみましょう。

夜勤がつらい場合には転職も考えるべき

職場へ相談しても解決しない、また上司の理解がないのであれば、転職を検討するのもいいかもしれません。無理に働き続け体調を崩した場合には、心身の健やかなバランスを取り戻すことにも時間がかかってしまいます。現在の職場を辞めたあと、スムーズに転職活動を行うのも難しくなるでしょう。心身の健康状態を管理できなくなる前に転職へ踏み切ることも、大切な決断です。

夜勤がつらいのであれば、転職先は夜勤が少ないか、夜勤そのものがない職場を探しましょう。日勤のみの求人を求めている職場もあるため、条件に合う求人を探しましょう。入院施設がない小さな病院や、訪問看護などの職場も夜勤の可能性がないため選択肢に入れましょう。しかし、夜勤がない職場では手当がつかず収入につながりにくいこと、将来のキャリアを考える上ではマイナスになる場合もあることを覚えておきましょう。月1~2回程度の夜勤なら対応できるのであれば、夜勤が少ない職場も選択肢にいれることで、収入やキャリア面にも考慮しましょう。

看護師にとって、夜勤は避けられないものでもあります。自分の場合はどこまでなら耐えられるか、よく考えながら職場を探すべきでしょう。そのときには「周りはこんなに夜勤を頑張っているから、自分も無理してでも働かなければ」と考える必要はありません。

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