看護師辞めたい。

看護師を辞めたいあなたへの処方箋です。

人間関係で苦労して看護師を辞めたいと感じたときにすべきこと

人間関係で苦労して看護師を辞めたいと感じたときにすべきこと

人間関係が複雑化する看護師業界

看護師の職場は、広いと同時に狭い職場です。広いというのは、看護師は離職が多く、多様な職場で働くことによって横のつながりができやすいということ。狭いというのは、病院内という限られた空間で同僚と密接な人間関係を築かなければならないことです。特に「狭さ」は、職場環境や働き方の問題とも深くかかわる課題となります。

看護師の仕事は、人間関係が基盤となって成り立っています。患者さんとのやりとりはもちろん、看護師同士でも患者さんの健康状態、医療行為、投薬状況についての情報など、意思疎通しなければなりません。介助や患者さんの移動の際は、何名かの看護師が力をあわせて行います。さらに患者さんの病状によってはいくつかの診療科をまたいで治療することから、別の科の看護師とも協力しなければいけません。自分に与えられた仕事のみに没頭する、というのは難しいものです。

夜勤は、通常2~3人のチーム体制で行います。少人数で長い時間勤務するため、どうしても密接なコミュニケーションがが必要になり、トラブルが起こったときには責任をもって対応しなければいけません。

人手が足りていない職場では、お互いが運命共同体のようになります。全員が厳しいシフトで勤務しているときには、1人が休んだり「夜勤はできればやりたくない」と言い出したりしたときには、他の看護師に迷惑がかかります。お互いに協力することによって、自分だけがわがままを言うわけにはいかないという連帯感も生まれるのです。

密な人間関係はポジティブなイメージもある一方、ドロドロとした人間関係にもつながります。満足に休めず、厳しい就状態に我慢しているときには、いじめや嫌がらせを受けたり、同僚に見て見ぬふりをされたりといった問題も起きかねません。それが原因で、看護師そのものを辞めたくなることもあります。

看護師業界は体育会系の社会

また、看護師の職場には体育会系の風土があります。病院内という小さな空間で人間関係を築いていくため、どうしても先輩後輩など縦の関係が重視されるのです。上下関係を重んじる職場では、上司の指示を絶対に聞かなければという風土が根付いている場合もあります。看護師のチームワークを強くするために作用していればいいものの、マイナスになる場合もあります。理不尽や言動や非効率的な仕事の進め方に不満を覚えたり、些細なミスによって患者さんから見えるところで怒鳴られたり、長時間の説教や指導をされたりすることもあります。体育会系のような縦社会は、厳しい看護師の労働環境でさらに負担を大きくします。

人間関係を円滑にするには?

看護師同士の人間関係を円滑にするには、気の合う同僚を見つけることが必要です。お互いの負担を分かち合い、楽しく働ける仲間を見つけましょう。注意したいのは、必ずしも不満を理解し合える同僚ではなく、あくまで気の合う同僚を探すことです。確かに悩みや不満を理解してもらうことも大切ですが、愚痴を言い合うだけだと、どちらかの待遇がよくなったとき嫉妬によって関係が壊れる恐れがあります。同じ価値観や考えを共有しながら、結びつくことができる同僚を探してみましょう。愚痴をこぼし合うこともありながら、それ以上に一緒にいて楽しい友人が見つかるのが理想です。

先輩との付き合い方に関しては、深刻に考えすぎないようにしましょう。ジェネレーションギャップという言葉もあるように、年齢が離れていれば価値観の違いが起きやすく、過去を美化することも多くなるため「私たちの世代があなたたちぐらいの頃には…」と説教や自慢話を聞かされることもあるでしょう。いちいち反発を抱くのではなく「ジェネレーションギャップがあるから仕方ない」と聞き流しましょう。そうすることで、ストレス減らすことができます。

ライベートな友人関係も大切にしよう

そしてもうひとつ、看護師の仕事とは関係のない、プライベートの友人関係も大切にしましょう。別の職種の、利害関係のない相手にはじめてぶつけられる話もありますし、お互いに愚痴を言ってもその場の話で済ませられるのが魅力です。友人関係を大切にすることで、職場の外にも自分の居場所があることを再確認でき、心が軽くなるでしょう。

看護師の人間関係は、これらのポイントを覚えておき、背負い込まないよう気をつけて乗り切っていくべきでしょう。

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