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3年目の新人看護師が辞めたいときのすべきこと

3年目の新人看護師が辞めたいときのすべきこと

3年目の看護師が辞めたいと考えてしまうわけ

3年目の看護師は、それまでとは違い一人前の看護師として扱われはじめます。最前線で活躍する機会も増え、やりがいを見い出しやすくなることも特徴です。そのため、看護師にとって3~5年目は特に大切な時期と言われています。

しかし、充実した時期にもかかわらず看護師を辞めたくなることもあります。1~2年目とは違うからこそ、悩んでしまうのです。まず、考えられる原因が仕事にやりがいを感じられないというもの。多くの人がやりがいを感じはじめる時期であっても、すべての人に必ず当てはまるわけではありません。人手が足りていないことによって、毎日が忙しすぎるあまり満足感を味わう余裕がない、人間関係で悩み、充実感以上にストレスが溜まるなどが主な原因に挙げられるでしょう。3~5年目の看護師は特に、人手不足による影響を受けやすい立ち位置にあります。若くて体力があることにくわえ、1~2年目とは違って知識や技術を取得身していることから、夜勤シフトをはじめとした看護師が少ない状況下の業務を任されやすいのです。先輩看護師の都合によってしわ寄せを受け、心身ともに厳しいシフトを強いられる場合もあります。

また、3年目の看護師は人間関係の難しさを感じやすくなります。2年目までは新人看護師として扱われ、職場における人間関係についても客観的に見やすいものです。しかし3年目には、あまり合わない先輩や同僚とぶつかったり、派閥問題に巻き込まれたりすることが増えていきます。上司との折り合いをうまくつけられるかどうかも、3年目の時期には少しずつ見えていきます。

さらに、3年目は職場へのより明瞭な不満や疑問を抱くようになります。シフトに問題がある、労働環境が整備されておらず長く働けそうにない、職場の患者さんへの対応に問題がある、経営理念が自らの考え方と合わないなど、さまざまな原因によって辞めたいと思うようになります。一生懸命仕事を覚える時期を過ぎ、将来のキャリアについても考えながら働きはじめることで、職場に求める条件を考える機会も増えていきます。

3年目あたりは、キャリア・年齢の両面から転職に最適な時期と言えます。職場に不満がなくとも、現在よりもさらにいい職場、キャリアアップを目指して転職を検討することもできるでしょう。2~3年、看護師として働くことで適性や理想が見えるようになり、現在の職場で目標を達成することが難しいのではないかと感じた場合に、転職を検討するようになります。

プリセプターを辞めたい看護師も多い

3年目以降は、プリセプターを任されることも増えていくでしょう。プリセプターとして、新人看護師に知識や技術を教える役割は、教育制度の柱とも言える非常に重要な立場です。しかし、重要ゆえに強い負担となって、看護師そのものを辞めたいと考える原因にもつながってしまうのです。

1年目、自分自身がプリセプターのもとで学んでいた時期は、注意されて落ち込んだり、腹を立てたりといった経験をします。そして今度は、自らが注意したり叱ったりする立場に回りますが、「今度は上の立場だから気が楽」というようにはなかなかなりません。プリセプターは中間管理職のような役割であることから、あらゆる場面で気苦労しやすいのです。

新人看護師は、ただ叱ったり注意したりするだけでは成長せず、むしろ反感をもたれやすくなります。そして万が一、新人看護師が辞めてしまった場合には、上司から厳しい評価をされてしまいます。プリセプターの役割は、新人が一人前になるよう指導することですから、果たせなかった場合にはこちらの落ち度とみなされるのです。

プリセプターには、どこまで厳しく注意すべきか、またどこまで優しくすべきかといった線引きが求められます。3~5歳の年齢差がある新人看護師とはジェネレーションギャップもあるでしょうし、自分が受けた指導と同じ教え方では伝わらないかもしれません。さらに、担当する新人看護師との相性もあります。モチベーションが高く意欲的な看護師と、そうでない看護師では成果の出方にも違いがあり、感情的になってしまえば関係が悪化することもあります。こうしたストレスが積み重なり、プリセプターという役割だけでなく職場そのものを辞めたいと考えてしまうのです。

プリセプターをうまくこなすためには?

プリセプターの役割は、うまく乗り切らなければいけません。大切なのは、自分ひとりで責任を背負わず、周りの人、とりわけ上司をうまく巻きこむことです。なかなか新人看護師をうまく指導できない場合や、仕事が覚えられい場合に「どうしたらいいのでしょうか?」「アドバイスをもらえませんか?」と、持ちかけしましょう。こうすることでアドバイスを得られるだけでなく、新人教育に関するチームワークも整います。さらに、真摯に指導を行っていることもアピールできるでしょう。

せっかくできる仕事が増え、やりがいを感じられる時期になったのですから、看護師の本来の業務ではないプリセプターという役割によって辞めたくなるのはもったいないものです。前向きに、うまく乗り切りましょう。

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